子犬のしつけ教室・パピースクール第4回目の内容はクレート(ハウス)に慣れる練習や卒業式など。
この記事は子犬の飼育が初めての方、子犬しつけ教室の参加を検討している方、口コミが気になる!という方に向けて書かせていただきました。
<この記事を書いた人>
ひなのお母さんです。簡単なプロフィールをご紹介していますのでひなひなネットについてもぜひご覧ください。
アイキャッチ写真:himawariinさん
もくじ
第1回目の内容
子犬のしつけ教室・パピースクール第4回目に参加してきました。
パピースクール第1回目の記事はこちらです。
第2回目の内容
子犬のしつけ教室・第2回目の記事はこちらです。
第3回目の内容
子犬のしつけ教室・第3回目の記事はこちらです。
第4回目の内容
子犬のしつけ教室・パピースクール第4回目(最終回)
テーマ:クレートトレーニング
①ベーシックトレーニング
✅「おいで」で呼んで抱っこする
②食器に執着しない練習
③クレート(ハウス)トレーニング
④ジュニア期の話
まず最初に子犬同士のコミュニケーションからスタート。4匹のワンちゃん中、1匹がお休みでしたので3匹のワンちゃんのご挨拶から始まりました。
4週目なのでお互いに慣れてきて、ワンちゃん同士でコミュニケーションを取っていました。
①のベーシックトレーニングは「おいで」で呼び寄せた後、ワンちゃんを抱きかかえる練習です。正面から抱きかかえようとすると逃げるワンちゃんもいると思います。正面からではなく身体を横向きにさせてから抱きかかえると上手くいくというレッスンでした。
②の食器に執着しない練習は、「いつも使っている食器を持参してください」ということで、持っていきました。
ワンちゃんは食器を見ただけで「ご飯がもらえる」と分かりますよね。でもワンちゃんは食器から勝手にご飯が出てくると勘違いしてしまうそうです。飼い主さんがご飯を与えているんだよということを分からせるレッスンでした。
食事中の注意点として、食器を動かさない。じっと見つめない。「マテ」を長くしない。と言うことを教わりました。(ご飯を取られないように…と執着に繋がるため)
③のクレートレッスンは次の章に書きますね。
先に④のジュニア期の話。
生後6か月ごろからジュニア期に入り、この頃から反抗期が始まります。今まで出来ていたことをやらなくなったり、吠えなかった子が吠えるようになったり。反抗期があるのは人間も犬も一緒です。
ですが、反抗期だから仕方がないとやり過ごすのではなく、飼い主さんがしっかりと主導が出来るようにならないといけない…と教えていただきました。
アサヒペットではパピースクールの上にクラスとして、「マナースクール」があります。いい子に育って欲しいという願いから「マナースクール」も申し込みをしました^^
クレートトレーニング
では、③のクレートトレーニングとは。クレートとは上の画像のようなハードタイプのキャリーケースのことです。ここに慣れるレッスンです。
クレート(ハウス)を嫌がって入らないワンちゃん、もしくはクレート(ハウス)を持っていない飼い主さんもいると思います。
しかし、クレートに入る重要性を教えてくださいました。
例えば、災害の時。避難所へ避難しなくてはならない場合はクレートが絶対に必要となります。
避難所ではクレートに入っておとなしくしていなければならないのです。ワンワン吠えてしまう子は別の場所に連れていかれて繋がれてしまうという話もありました。
また、ホテルへ預けたり車で遠出したり、電車に乗る時などもクレートに入らなければなりません。
どんな時でもクレートに入れるよう日頃から慣らしておく必要があります。
前の週、次はクレートトレーニングをします。と先生がおっしゃたので、その日からクレートの中でご飯を食べる練習をしました。(いつもはサークルの中で食べます)
クレートの奥にフードを何粒か入れておびき寄せ、クレート内に入ったらその中でご飯を食べさせるということを始めました。最初の3-4回、フードをクレートの奥に入れましたがすぐに「ご飯を食べる場所」と認識してくれて、ご飯の準備をしていると中に入って待ってるようになりました。
そして、「ハウス」というコマンドはクレート、「ホーム」はサークルと決めました。クレートに入れたい時は指でクレートを指し「ハウス!」と言うと入ります。コマンド(*合図の言葉)は家族で統一しましょう。
そして、パピ-スクール当日もクレートレッスンは難なくクリアしました。
他のワンちゃんはクレートに入ることを嫌がっていました。うちのひなちゃんがすんなり入ってご飯を食べている姿を見て歓声が。歓声が上がるほど、慣れないワンちゃんにとっては大変なことなのです。
いざという時のためにクレートは寝る場所、安心できる場所と日頃から覚えさせておきましょう。
私が使用しているのは上記のリッチェルのキャンピングキャリーです。下の画像のようにショルダーベルト(別売り)があると便利です。
なぜ、うちのひなちゃんが抵抗なくクレートに入れるのかというと。
もちろん、クレート内でご飯を食べさせる練習の成果もありますが、アサヒペットではお店にいる間は夜、クレートで寝るのだそうです。
アサヒペット出身のひなちゃんは、お店にいた時は毎晩クレートで寝ていたということです。ですので、ご飯を食べる時も抵抗なく入ってくれた…と言うことになります。
このことは、この日初めて知りましたがありがたいことですよね。
卒業式
そして、卒業式で最後締めくくりました。
前の週に撮影したワンちゃんの写真で卒業証書を作ってくださいました。それとパピースクールの入り口に卒業生として写真が飾られるのでそこへ飼い主さんがコメントを書き添えました。
ちょっと涙が出そうになりました^^
全4回を終えて
全4回、本当にあっという間でした。
私は犬を飼うのが初めてなので、毎回毎回、本当にためになりました。
ひなちゃんをおうちにお迎えして、10日後に子犬のしつけ教室・パピースクールが始まりました。
家族である私達が子犬の扱いに慣れないうちから、いきなりスクールに通うのは不安もありました。
しかし、翌月のパピースクールだとお迎え後1ヶ月以上もの間、たいしたしつけの仕方も分からずにひなちゃんと過ごすことの方が危ない気がして、2月のパピースクールを申し込みました。
結果。
早く入って良かった!というのが感想です。
この1ヶ月の間に、問題点や課題も見つかりました。子犬のしつけは生後5か月までが特に重要と言われています。
子犬のしつけ教室・パピースクールは、飼い主のしつけの仕方や子犬自身の問題点や課題を見つけるキッカケとなり、早い段階で軌道修正が出来るので子犬をお迎えしたら、なるべく早くパピースクールのようなしつけの学校に行くことをおすすめいたします。
子犬はしつけをしなくても勝手に大きくなります。しかし、しつけを怠ると大きくなった時に噛み付く、吠えるなどの問題行動を起こす可能性が高くなってきます。
子犬はかわいいだけでは飼うことは出来ません。
飼いたいと思ったら、しつけをしなくてはならないことをしっかりと念頭に置いてから飼うべきだと思います。
私達のしつけ方とひなちゃん自身の課題や問題点を克服するために、あらたなしつけ教室に行くことも検討中です。
パピースクールは終わったばかりですが、しつけに終わりはありません。
賢くて良い子に育って欲しいという願いは、飼い主なら誰もが思うことなのではないでしょうか。
また、生後5か月までに色々な経験をさせてあげたいと思っています。
先程も書きましたが、子犬はかわいいだけでは飼うことは出来ません。
自分の時間やお金をワンちゃんに費やさなければならなくなります。
10数年一緒に過ごす家族になるのですから、しっかりと覚悟を持ってお迎えして欲しいです。
犬はおよそ1年で成犬になります。これからワンちゃんのお迎えをする方に貴重な子犬の時期を大切に過ごして欲しいと思います。
パピースクールで出会えたドッグトレーナーの先生や参加したワンちゃんと飼い主さん達に感謝しています。