子犬をお迎えする準備【初めての飼育】~最初に揃える物~

子犬をお迎えすることが決まったら最初に準備する物をご紹介いたします。

この記事は初めて子犬をお迎えする方、犬を飼いたいけど何が必要?と思っている方に向けて書かせていただきました。

<この記事を書いた人>

ひなのお母さんです。簡単なプロフィールをご紹介していますのでひなひなネットについてもぜひご覧ください。

アイキャッチ画像:マルプーのモコさん

もくじ

準備するもの

初めて子犬をお迎えすることが決まったら、最初に準備するものがいくつかあります。必要になった時に徐々に揃えていくものもありますが、お迎え後すぐに必要になるものをご紹介いたしますね。

実際に私自身がお迎えするにあたり購入したものと「ベネッセ・ムック いぬのきもち 子いぬと仲良くなる育て方」を参考に記事を書いています。私自身が購入したものは、ペットショップのスタッフさんに実際に伺ったプロのご意見です。ぜひ参考にしてみてください。

お迎え後すぐに必要なもの。

✅サークル

✅トイレ

✅トイレシーツ

✅クレート(ハウス)

✅水飲み

✅エサ入れ

✅ベッド、毛布

✅ホットカーペット(室内が寒い場合)

✅首輪、リード

✅おもちゃ

次の章から順に説明と商品をご紹介させていただきます。

サークル

サークルとは主に金属でできた「檻(オリ)」「柵(サク)」のことです。サークルで囲んでしまうことで子犬の行動を制限できます。

子犬を「お迎え後、10日ほどサークルから出さないように」とペットショップの方から言われました。「出しても1日15分程度」です。

<理由>

トイレのしつけの問題や遊び過ぎによる疲れから体調を崩すことがあります。子犬は18時間ほど眠ります。生活のリズムや環境の変化による寝不足にならないようゆっくり休ませてあげる必要があります。

<サークルの大きさ>

一般的な大きさとして、90x60㎝と120x60㎝があります。90x60㎝だとトイレのすぐ横にベッド(寝るスペース)になるため、「出来れば120x60㎝がオススメ」と言われました。

私はこのリッチェルのサークルを購入しました。

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120㎝幅だと、上記写真のようにトイレとベッドを置いても真ん中にスペースがあります。

ベネッセ・ムック いぬのきもち 子いぬと仲良くなる育て方」では、サークル内にトイレシーツを敷き詰めてトイレトレーニングにサークルを利用するように書かれていました。クレート(ハウス)に子犬を入れておいて排泄の時間になったら飼い主が抱っこしてサークル内でトイレをさせる方法です。

色々なやり方があるかと思いますが、私達はサークル内を子犬の居場所とし、サークル内にベッドとトイレを置くという方法にしました。

トイレトレーニングは、クルクル回りだしたらトイレのサインなので、「ワンツー」と掛け声を掛けて自分でトイレに行かせるという方法です。トイレの外で漏らしてしまう時もありましたが、日に日に成功率が上がっていき、結果、問題なくトイレトレーニングが出来ました。

ただし、サークル内ではほぼ完璧でもリビングに解放している時はトイレの場所を認識出来ずお漏らししてしまうこともあります。

トイレトレーニングは根気が必要です。

トイレ

足が汚れにくい、トイレシーツをかじれないタイプがオススメです。またお掃除しやすく、水洗いが出来て清潔を保てるものが良いです。

このリッチェル お掃除簡単ステップトレーはとても使いやすくてオススメです。

メッシュでトイレシーツを押さえてしまうので、シーツをかじることが出来ません。子犬は何でもかじってしまいます。かじって飲み込んでしまったら大変です。

しかし、リッチェル お掃除簡単ステップトレーはトイレシーツかじる心配がないので安全です。

また、トイレシーツに足が直接当たらないので足が汚れにくいです。トイレシーツの取り換えも簡単ですし、お掃除もしやすいです。

私はサークル内にトイレを入れているのでレギュラーサイズにしましたがワイドサイズもあります。ワイドサイズの方が的が大きくなるのでより成功しやすくなります。

それと、トイレトレーニングの成功率を上げるにはトイレは2個あった方が良いです。

<理由>

トイレシーツを交換している間に、おしっこ・うんちをされてしまう。つまり、トイレシーツを交換するためにトイレをいったん撤去するので、その間に、トイレのない所でおしっこ・うんちをされてしまいます。もう一つ同じサイズのトイレにトイレシーツをあらかじめ敷いて準備しておけば、即、綺麗なトイレに交換できるという訳です。

トイレは2個あっても良いと思います。いずれ、リビングフリー(リビングに開放して飼う)にした時もトイレは2個あった方が良いので、最初から準備してしまうのもオススメです。

私達はお迎え後、最初の3週間ぐらいはトイレ1個でやっていました。3週間ほど経ってから2個に増やしたのですが、「最初から2個にしておけば良かった!!!」と思いました。最初から2個あればトイレの成功率はもっと高かったはずです。

トイレシーツ

トイレシーツは「しつけ用」のタイプがオススメです。しつけ用ではない普通のタイプのトイレシーツは、トイレトレーニングがほぼ完了してからの方が良いです。

実際に「しつけ用」と普通のタイプと両方使ってみましたが、この「しつけ用」のトイレシーツの方が成功率が上がることは実証済みです。

「しつけ用」と普通のタイプは何が違うかと言うと、ワンちゃんに分かる香り付きでトイレの場所が分かりやすくなります

私はこちらを使用していますがシーツが薄いのでゴミがかさばりません。また、シーツの裏面におしっこがしみ出ることはありませんのでおトイレを汚しません。

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クレート(ハウス)

クレート(ハウス)は必ず必要です。クレート(ハウス)を安心できる場所としてしつけておくと、後々困ることがありません。早くからクレート(ハウス)に入るレッスンをしておきましょう。

クレート(ハウス)は万が一の災害の時、愛犬を連れて避難所に行かなければなりません。また、ペットホテルや車や電車に乗せる時もクレート(ハウス)が必要になってきます。

中でご飯を食べさせて、「クレート(ハウス)に入るといいことがある」としつけをしましょう。

しつけ教室(パピースクール)に参加しましたが、このクレート(ハウス)に入るレッスンがありました。しつけ教室でも教えるほど、このクレート(ハウス)に入ることは大事なことなのです。

子犬のしつけ教室・パピースクールの内容は下記リンクからご覧いただけます。(全4回)

クレート(ハウス)はこのようなキャリーケースです。このリッチェルのキャンピングキャリーはとても使いやすくてオススメです。

水飲み

ワンちゃんにも新鮮な飲料水が必要です。サークルに固定できるタイプの水飲みが良いです。サークルを使わない場合はご飯の食器とは別に水飲み用の食器を準備しましょう。

我が家に子犬をお迎えした時、最初このサークルに取り付けるディッシュタイプのものを使っていました。しかし、ワンちゃんが水の中に足を突っ込んでしまい度々足が濡れちゃっていました。

足を突っ込んでしまうディッシュタイプはやめて、下のようなノズルのタイプに買い換えました。まだ子犬のうちはこのノズルタイプの方が良いと思います。ディッシュタイプもノズルタイプもペットボトルを接続出来ますので便利です。

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エサ入れ

ドッグフードを入れるご飯用の食器です。ステンレス製で安全なもの、台形でひっくり返らないものが良いです。子犬のうちから大きな食器を使うと食べにくくなってしまうので身体のサイズにあった物を選びましょう。

お迎え後数日で食器の音やドッグフードの準備をしている音で、「ご飯だ!」と分かるようになります^^

我が家の愛犬ひなちゃんは自分の食器の音やドッグフードの準備をしている音を聞くとお口をペロっとします。

犬用ベッド、毛布

ベネッセ・ムック いぬのきもち 子いぬと仲良くなる育て方」には出入りが自由に出来るので子犬には不向き。クレート(ハウス)が別にあるなら使用可と書いてあります。

私は最初から犬用ベッドを使っていました。ベッドに毛布を置いて自分で好きなように寝ています。

クレート(ハウス)で寝るようにしつけるのでしたら、犬用ベッドは不要です。

ベッドで寝かせる際は犬用のものを準備しましょう。

我が家にお迎えしたシュナプーのひなちゃんは、何でもかじってしまいます。お迎えして1か月半でベッドは既に3個目です。かじってボロボロにしてしまいます。3個目のベッドはこちらの「耐噛み」のベッドにしました。最初の2個よりは長持ちしています。

このように、一度買ったらずっと長く使える訳ではないのでその辺も頭に入れておきましょう。

それと、毛布はほつれにくい、毛羽が立ちにくいものが良いです。

ホットカーペット(室内が寒い場合)

室温は23~25℃を目安にしましょう。乾燥する季節は加湿器で室内を加湿することも大切です。室温が上がりにくい場合はペット用のホットカーペットを利用することをオススメします。

我が家も冬場は20℃ぐらいまでしか上がりません。(これ以上だと暑くなってしまって上げられません)ペット用ホットカーペットを24時間つけっぱなしにしています。

下記のマルカンホッとヒーターを使っていますが、38℃の面と30℃の面と裏表両面使えます。コードも犬が噛まないように安全な設計になっています。

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それと、湿度が低くカラカラの日は人間も風邪をひきやすくなりますよね。まだ体力のない子犬はなおさらです。加湿をして湿度を上げるようにしましょう。

首輪、リード

首輪とリードは早くから慣らしておくことをオススメいたします。ワクチン接種が終わってなくても首輪とリードを付けて「抱っこ散歩」に連れて行きましょう。ただし、抱っこ散歩はお迎えして新しい環境に慣れてからです。

抱っこ散歩についてはこちら

子犬のお散歩デビューは抱っこから始めましょう。

おもちゃ

おもちゃは子犬にとって必要な遊び道具です。飼い主と一緒に遊ぶオモチャと一人遊びするオモチャがあります。

飼い主と一緒に遊ぶオモチャは引っ張りっこが出来るロープ状のオモチャと、飼い主が投げて「持ってきて!」ができるボールのようなオモチャ。それと、一人遊びできるオモチャは中にフードを詰められるコングなど。

何種類か準備しておくと良いでしょう。

実はオモチャは遊び道具としてだけではなく「しつけ」にも使います

例えば、飼い主の袖口を噛みついて離さない時、オモチャを見せて交換させる「ちょうだい」を教える時にも役立ちます。

また、飼い主の手をオモチャだと思いじゃれて噛んでくる時にはロープ状のオモチャを使って、手を噛ませないようにすることを教えるのにも役立ちます。

とにかく子犬は噛んできます。ジャレ噛みがそのうち本気噛みに変わってきて、大きくなるにつれ噛むクセが治らなくなる場合があります。早いうちからオモチャやフードを上手に取り入れながらしつけを行う必要があります。

噛みたい欲求を満たすオモチャもあります。犬は噛みたいという欲求があるので、それを満たしてあげることが必要になります。飼い主の手や家具や配線、あらゆるものを噛んできますので噛むオモチャを与えて根気よくしつけていきましょう。

引っ張りっこが出来るロープのオモチャはこのような商品です。

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「持ってきて」が出来るボールのオモチャ。

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フードが詰められるコング。

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噛むオモチャ。

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オモチャはワンちゃんの大きさに合わせて適切なサイズのものを選びましょう。

その他

スリッカーブラシ、コーム、消臭スプレー、シャンプータオル、目ヤニ取り、などなど…。必要なものは他にもたくさんありますが、取り急ぎ、お迎え時に必要なものをご紹介いたしました。

ワンちゃんと生活していくと必要なものがどんどんと出てきますので、その都度、買い足していけば良いと思います。くれぐれも人間用のものを代用しないで必ずペット用のものを使うようにしましょう。

初めてワンちゃんをお迎えする方は、最初はかなりお金がかかります。金銭的に余裕がない方は正直ペットを飼うのは難しいと思います。それも踏まえた上でお迎えを決断しましょう。

今回はワンちゃんを初めてお迎えする時に必要なものをご紹介させていただきました。