子犬の噛みグセ対策スプレー「ビターアップル」は効くのか。

子犬の甘噛みや噛むクセを防止する「ビターアップル」は噛まれたくない場所にスプレーするだけ!

この記事は犬の飼育が初めての方、うちのワンちゃん噛みグセがヒドイ!噛むのを防止したい!と思っている方に向けて書かせていただきました。

<この記事を書いた人>

ひなのお母さんです。簡単なプロフィールをご紹介していますのでひなひなネットについてもぜひご覧ください。

噛み防止対策は色んな方法があるかと思いますが、我が家で試してみて効果的だった方法をご紹介させてただきます。
ひなちゃんは生後3か月。じゃれて噛んでくる、テンションが上がると手や足を強く噛んでくる、配線コードなど噛んでしまう。これらに困っていました。

 アイキャッチ画像:himawariinさん

もくじ

じゃれ噛み(遊び噛み)

まず、遊んでいて噛んでくる「じゃれ噛み」「遊び噛み」について書かせていただきますね。

最初は甘噛みだったのがだんだんと噛む力が強くなってきたり、遊んでいて興奮して噛んでくることがありますよね。

「きゃ~痛い!」とキャッキャしているとワンちゃんは逆に喜んでしまう場合があります。飼い主さんの反応を面白がってしまうんですね。

「NO」や「いけない」とはっきりと低い声で言うのが効果的です。(家族で統一させましょう)
それでも止めない場合は「無視」、出来るなら「退室」するのがオススメです。
そして、強く叱りつける、叩いたり口を塞ぐなど絶対にしてはいけません。

うちの生後3か月のひなちゃんは甘えていると甘噛みしてくるのですが、だんだんテンションが上がってくると強く噛んできます。

ロープやボールで遊んでいても、楽しくなってくると手や足をガブッと強く噛んできます。手や足に飛びついて噛んできます。

最初は対処方法が分からなくて「痛い、やめて!」「キャー」なんてケラケラ笑いながら止めさせていました。ところが、まったく効きません。

まだ小さいから仕方がないと思っていました。しかし、この噛むことがクセになり大きくなっても治らなかったら…?困りますよね。

「そのうち治る」と思って放っておくと大変なことになりかねません。

じゃれ噛(遊び噛み)を止めさせる方法

じゃれて嚙んでくる「じゃれ噛・遊び噛み」をやめさせるのに、自分なりにネット調べて試してみましたがイマイチ効き目がありませんでした。

先日、パピースクールに参加しドッグトレーナーさんから噛むのを止めさせるコツを教わりました。パピースクール参加の記事はこちらです。

アサヒペットのパピースクールに参加~第1回目の内容~

噛むのを止めさせるコツは先程も書きましたが、

「NO」や「いけない」とはっきりと低い声で言うのが効果的です。(家族で統一させましょう)それでも止めない場合は「無視」、出来るなら「退室」するのがオススメです。

この「NO」や「いけない」を低い声ではっきりと言う方法を実践してから、噛んでいる口を離すようになりました。

パピースクールに行く前、主人の「いけない」は効くのに私の「いけない」はきいてくれませんでした。

声のトーンや言い方に問題があったようです。なるべく低い声ではっきり言うようにしたら、噛んでいた口を離すようになりました。

しかしながらテンションが高すぎる時。例えば足を噛んでくるとしましょう。噛んでいる口を離しても、目の前に噛む対象の足があるとまたすぐに噛んできます。

そしてまた、「いけない」と低い声で言うと離します。

でも、またすぐに目の前にある足を噛んできます。これを数回繰り返した場合はひなちゃんをサークルに入れた後、退室します。

退室はとっても効き目があるようです。

寂しくてクンクン鳴きますが、鳴いてもすぐに出ていかず鳴き止むまで待ちます。(ひなちゃんの場合は数分で鳴き止みます。)

鳴き止んだら、元の部屋に戻るのですがしばらく構わないようにして無視します。

「噛んだら寂しい思いをする」と言うのが、少しずつですが分かってきているようです。すぐに効果は出なくても、同じことを繰り返すことによりだんだんと分かってくると思います。

家中噛まれる

画像:himawariinさん

家の中のソファー、椅子、家具、カーペット、スリッパ、電気コード、配線などなど。まだ子供のワンちゃんは、家中の色々なものを噛んでしまいます。

しかし、何でもかんでも叱るのはかわいそう。

子犬には噛みたいという欲求があるので、子犬をお迎えする前にある程度の覚悟は必要です。

どうしても噛まれたくないもの、噛んでしまうとワンちゃんが危険なもの(誤飲やケガなど)は噛まれない対策をするしかありません。

ビターアップル

我が家でも、電気コードや配線など噛んでしまうと危険が伴うものは噛まれない対策を取ることにしました。

噛むのは椅子やカーペットなど他にも色々ありますが「これぐらいはいっか」というおおらかな気持ちも必要です。

危険を伴うものや誤飲やケガの恐れのあるところだけ「ビターアップル」を使っています。

「ビターアップル」の効果はてきめんです。

いつもカジカジしてしまうところに早速スプレーしてみました。

噛もうとしてクンクンニオイを嗅ぎ始めると、「グフッ」と鼻を鳴らしてイヤそうにしていました。

その後、ひなちゃんは「ビターアップル」のスプレーボトルが気になり、スプレーの噴射口をクンクンしてしまいました。そうしたら、「ケーッ」っと(人間の「オエッ」みたいな)声を出してイヤがっていました。*間違って嗅がないようにすぐにキャップをして手の届かない所へ隠しました。

「ビターアップル」をスプレーしたところは、クンクンするけどかじらなくなりました。本当に効果ありです!

しかし、効果があるからと言って家中のあちらこちらにスプレーする訳にもいきませんし、嚙みたいのに噛めないのはワンちゃんが気の毒です。

「ここだけは絶対にダメ」と言うところだけにした方が良さそうです。

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噛む理由

子犬のうちは特に乳歯が生える時期、乳歯から永久歯に生え変わりる時期に歯がかゆくて噛みたい欲求が生まれます。また、動いているものを追って捕まえる(噛む)という犬の本能が備わっています。

その他、構って欲しい、遊んで欲しい、運動不足、ストレスなどなど噛むという行動には様々な理由があります。

なぜ噛むのか。原因を見極める必要があります。

こちらの記事が大変参考になりましたので、リンク貼っておきますね。

子犬が狂ったように噛むんですけど、どうしたらいいですか?

まとめ

まとめるとると

✅子犬は歯がかゆいや本能的なことから噛むことは当たり前と考えた方がよい。

✅噛むという行動にも様々な理由があり、なぜ噛むのか見極める必要がある。

✅噛む理由が分かったらそれに合わせた対策が必要である。

✅強く叱ったり、叩いたり押さえつけるなどの体罰は絶対にしてはダメ。

✅退室や無視は効き目がある。

✅噛まれたくない場所は犬が嫌がるスプレーなどで対処する。

私自身も生後3か月のひなちゃんと日々格闘しています。まだまだ学ぶことが多く、上手くいかないこともたくさんあります。

大人になっても噛むクセが治らないのは困りものなので早いうちに上手にしつけが出来ればなと思っています。

これからワンちゃんを飼おうと思っている方は、ある程度の覚悟が必要です。また子犬は遊んで!かまって!が本当にスゴイです。

普段、仕事で朝から夜まで留守で、お休みの日も出かけたい・友達と遊びたいという方は、正直、子犬を飼うことは難しいと思います。

「かわいいから」という理由だけでは飼育できないということを念頭に入れてお迎えしましょう。