ワクチン接種も終わりいよいよ本格的なお散歩デビュー。いざ、愛犬を地面に下ろしてみると落ちている石を食べるなどの問題が!子犬が石を食べる原因と対策についてご紹介いたします。
この記事は子犬が散歩中石を食べてしまう。石を食べるのを止めさせたい!と思っている方に向けて書かせていただきました。うちの愛犬のケースについてもご紹介いたします。
この記事を書いた時、愛犬(犬種:シュナプー)は生後6か月です。
<この記事を書いた人>
ひなのお母さんです。簡単なプロフィールをご紹介していますのでひなひなネットについてもぜひご覧ください。
アイキャッチ画像:mstkさん
もくじ
小石や落ち葉を食べる
うちの愛犬ひなもワクチン接種が終わり、抱っこ散歩から地面に下ろしていよいよ本格的なお散歩デビュー。
しかし、いざ地面に下ろしてみると、落ちている小石を口に入れてしまいガリガリと噛んでゴクンと飲み込んでしまいました。
「石を食べてしまった…」と最初はビックリしましたが、ネットで調べてみると割と普通の行為のようです。特に子犬のうちは興味本位で何でも口に入れてしまうことも多いようです。
お散歩デビューしたばかりの頃は拾い食いが怖くて、ちょっと地面に下ろしてはすぐに抱きかかえ…の繰り返しでした。抱っこしている時間の方が長かったように思います。
飲み込めない大きさのものは自分で口から出していましたが、飲みこめるサイズのものは飲み込んでしまう。しかし、心配ばかりしていたらいつまで経っても散歩は出来ませんよね。
お散歩してから数時間後のうんちに小石が混じっていました。
小石の他に落ち葉や小枝、花びら、雑草などなど何でも口に入れてしまいます。
「うんちに出るから大丈夫!」と自分に言い聞かせてお散歩を繰り返していました。
※拾い食いは腸閉塞や食中毒になる恐れもありますので、少しでも不安がある時は素人判断せず必ず病院へ連れていってくださいね。特に植物は食べてはいけないものもありますので注意が必要です。
拾い食いする原因
原因としては、ワンちゃんにより色んなケースがあるかと思います。うちの愛犬の場合について書かせて頂きますね。
拾い食いの原因は、「興味」があるからだと思います。それと、「本能」も関係しているようです。
美味しいから食べる、お腹が空いているから食べるわけではなさそうです。その証拠にご飯の後に散歩に出ても拾い食いはします。
✅これは一体なんなの?美味しいの?と口に入れて確認する。(興味)
✅ニオイのあるものはどんな味がするのか口に入れてみる。(興味)
✅風に舞っている落ち葉や花びらは動きが気になって追いかけて咥える。(本能)
拾い食いは、このような興味や本能からの行動のように思います。
ワンちゃんによってはタバコを食べてしまったり、他のワンコのうんちを食べてしまったりもあるようです。これらも興味からの行動なのではないでしょうか。
リードを引く
拾い食い防止として、リードを引く方法があります。
歩いていて石や葉っぱが落ちていたら、リードをぐっと引いて地面に顔が付かないようにします。
しかし、人間の目では確認できないようなものもいっぱい落ちているのも事実です。特にデコボコした地面だと、地面なのか小石なのか区別が付かないような道もいっぱいあります。
私が住んでいる辺りは、通行人や自転車、車が一切通らないような道はほとんどなく、人や自転車、車の確認もしながら落ちている物はないか地面も見つつ、愛犬の動きも確認しつつなので、本当に神経を使いながらのお散歩が毎日続いていました。
特に犬をはじめて飼育する飼い主さんにとっては最初はかなりハードだと思いますが、リードで指示を出しながら少しづつ慣れていきましょう。
首輪かハーネスか
リードをぐっと引っ張ると首が苦しいんじゃないかと思い始めました。
一回のお散歩でリードを何度も引っ張るし、上半身が少し宙に浮く感じで歩かせることもありましたので、首が心配になりハーネスの方が良いのかな?と思いました。
「こいぬのようちえん」に入れた時、ドッグトレーナーさんに首輪とハーネス、どちらが良いのか質問しました。「こいぬのようちえん」の記事はこちらです。
ようちえんでも、うちの愛犬ひなの散歩中の拾い食いや地面に座って歩かなくなる等の問題点を実際に確認してもらいました。
拾い食いの他に座り込んで歩かない、急に走ったり急に止まる。引っ張る等問題点ばかりです。
その上で首輪とハーネス、どちらが良いのかの質問です。新米の飼い主さんは是非、参考にしてみてください。
首輪のメリット
✅飼い主が着脱しやすい。
✅飼い主の指示が愛犬に伝わりやすい
首輪のデメリット
✅デザインがシンプル。
ハーネスのメリット
✅デザインが豊富
✅首への負担が少ない
ハーネスのデメリット
✅犬が引っ張りやすく、飼い主がコントロールがしづらい
と教えて頂きました。
うちの愛犬ひなの場合は先程ご紹介したように問題点ばかりです。
まだお散歩の練習中のため、指示が伝わりやすい首輪の方が良いとのことで引き続き首輪でお散歩に行くことにしました。
また、リードを「ぐーーっ」と引っ張るより、「ぐっぐっ」と短くサインを出す方が良いとのことでした。この方が首への負担も少なそうですね。
しかし、リードをたるませておかないと指示が伝わりにくいのだそうです。引っ張りが強いワンちゃんだと常にリードがピンと張った状態になると思います。飼い主が「ぐっぐっ」とリードで指示を出してもワンちゃんには伝わりにくいので、リードをたるませて歩かなければなりません。
引っ張りが強いワンちゃんは、このリードをたるませて歩くことを練習しなければなりません。
ちょうだいを教える
そもそも、落ちているものを口に入れさせないようにコントロールすることが一番なのですが、やはりどうしても最初は難しいと思います。
口に入れたものを「ちょうだい」で出させるしつけが必要になってきます。
ちょうだいの教え方はこちらのサイトを引用させていただきますので、参考になさってください。
1.遊び始める前におやつをポケットなどすぐに取り出せる場所で、犬に取られない所に隠し持っておく。
2.犬がおもちゃをくわえたら手を出して「ちょうだい」と言って隠し持っていたおやつを反対の手で見せる。
3.犬がおもちゃを離したら、おもちゃを取り、おやつをあげて褒めてあげる。
4.犬がおやつを食べ終えたらまた、すぐにおもちゃを投げて遊んであげる。
引用元:PETOKOTO
うちの愛犬ひなは、「ちょうだい」は以前から教えていました。子犬のうちはなんでも噛んでしまいます。うちのひなもそうでした。袖口やスカートの裾など噛んで離さないことがあり、フードやおもちゃを使って「ちょうだい」を教えてきました。
袖口やスカートの裾など、噛んだものを引っ張って離さない時の「ちょうだい」は出来るようになりました。根気よく教えればちゃんと理解し覚えてくれます。
しかしながら、お散歩中に口に入れたものの「ちょうだい」はなかなか上手くいきません。
上を向いて意地でも渡さない!…と言う感じになってしまいます。私が手を出すとムキになって食べるような感じもします。
取られまいと急いで食べて喉に詰まらせでもしたら大変です。なので、無理矢理奪い取らないようにしていますが、そうするとゴクンと飲み込んでしまいます。
「ちょうだい」は現在も練習中です。他のしつけと同じように根気よく教えれば、いずれ覚えてくれると思います。
回を重ねていくと
お散歩の回数を重ねていくと、拾い食いよりも歩くことが楽しい!という感じになってきました。歩くというよりは走ったり急に立ち止まったり、地面のにおい嗅ぎをしたり、安定したお散歩はまだまだですが。
この記事を書いている時点でお散歩デビューして2か月半くらい経ちます。最初の頃に比べたら拾い食いはかなりマシになってきましたが、それでもまだやります。
飼い主の横に付いて歩かせる
マナースクール(しつけ教室)に参加した時、飼い主の横に付いて飼い主の顔を見ながら歩かせる練習をしました。
これは、こいぬのようちえんの時にもドッグトレーナーの方にやっていただきましたが、実際に自分がやってみるとなかなか上手くいきませんでした。
右へ右へと行こうとしたり、急に走る、急に立ち止まる、地面をクンクン嗅いで歩かないなど、自由奔放な感じでした。
「飼い主の横に付いて歩かせる」ことは、難易度が高く出来るようになるまでまだまだ先の話と思っていました。
しかし、マナースクールで上手くいくコツを教えて頂き、実際にやってみると、なんとその場で出来てしまいました。マナースクールについてはまた後日書かせて頂きますね。
成長とともに落ち着いてくる
お散歩をしていて他のワンちゃんに会うと、うちの子も最初はそうだったとか、パピーちゃんの頃は仕方ないよねや、うちの子は1歳位までやってた…等、先輩飼い主さん達が教えてくれました。
成長とともに段々やらなくなるケースも多いようです。
しかし、拾い食いは命の危険も伴うため飼い主さんがコントロールして出来るだけ食べさせないようにしていく必要があります。
私も現在通っていますが、しつけ教室に通ってみることも良い方法だと思います。間違った教え方をしているとずっと変な癖が付いたまま大人になっても治らないケースもあるかと思います。子犬の大事な時期に早めに悪い癖は治しておきたいものですよね。
私自身、現在のところまだ試行錯誤中ですが、マナースクールで習ってからかなり改善してきました。
新米飼い主さんの参考になれば嬉しいです。